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アニメ8話の感想と原作との違い

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恋は雨上がりのように」のアニメ8話静雨(せいう)についての感想や原作との比較、違いなどについてまとめて行きたいと思います。

原作を読んでなくアニメだけを楽しみにしている人も沢山いらっしゃると思うので、可能な限り原作のネタバレをしないように気をつけたいと思います。

とは言えこのサイトは原作のネタバレ記事が主体になっているので、未読の方は他のページを極力見ないことをオススメします。


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アニメ8話(静雨)概要

(ガーデン)

橘あきら、17歳。高校2年生。
近藤正巳の45歳。ファミレス店長。バツイチ。

二人は友達!

大塚が料理が出来たと厨房から声をかける。
あきらが取ろうとするが、近藤が俺が行くと。
何故なら俺と橘さんは友達だから!

友達を強調する店長

そう言って親指でグッとする店長。

久保さんが何言ってるんですか、店長だからでしょ。と言う。

吉澤も出てきて友達になりたいな~と言うが、前髪が伸びたことを近藤に指摘され、あまり長くなるとクビだよ~と言われ凹む。

近藤は何となく調子がいい。立ち去って行く近藤の様子をあきらは見つめていた。

~OP~ CHiCO with HoneyWorks ”ノスタルジックレインフォール”

(ガーデン)

スタッフルームでサンドイッチを食べるあきら。
右頬にニキビができている。

あの雨の日、近藤が抱きしめてくれたことを思い出していた。
同時に『友達』と言われたことも思い出す。

友達と言うセリフにモヤモヤを感じていた。

そこにユイも休憩でやってきた。

ユイはあきらのニキビに気付き、いい薬があるよってロッカーを探した。

吉澤が青ざめてスタッフルームに入ってくる。
前髪が長くてすぐに切らないと辞めさせられちゃうと。

あきらとユイはショックを受けてる吉澤を少し滑稽に感じている。
ユイが美容師を目指している自分が切ってやると言うと吉澤は神にもすがるようにユイの手を握り約束し感謝する。

部屋を出て行く吉澤。
ユイは吉澤とは友達だよねとあきらに確認するように聞く。

あきらは友達だと店長と一緒になってしまうので、友達じゃなく知り合いだと言う。

ユイは吉澤と仲良くなりたいと思っていると告白する。
何かきっかけが欲しかったと。
仲良くなれるか心配なユイに対してあきらは

「どんなきっかけでも、それで少しづつ接点が増えたりお互いのこと知る機会がいっぱいあれば、きっと友情から恋愛に変わることだってあると思う。」

あきらは自分に言い聞かせるように話した。

あきらに勇気づけられたユイ

勇気づけられたユイは元気を取り戻し、このことは内緒ねと指切りをする。

事務所を出ると店長が夏祭りのポスターを店内に貼りまくっていた。

もらったポスターを全部きっちり貼るのが店長のこだわりだと久保さんがあきらに説明する。

<ヒグラシの鳴き声>

ゴミ出しに出たあきらは夕焼け空を仰ぐ。

「夏が 通り過ぎてゆく」

夜になり、デスクで仕事をしている近藤。
夏祭りの予定を手帳に書こうとしていると、あきらに突然声を掛けられた。

近藤に詰め寄るあきら

あきらは近藤に友達ならメールすると思うと言いメールしたいと告げる。

事務所を出るとユイが吉澤の髪を切っていた。

吉澤の髪をきるユイ

吉澤はひまわりとカレー、みかん、柴犬など黄色系が好きと話している。

あきらは帰り道、近藤から貰ったメルアドのメモを見て携帯に登録した。

嬉しくてジタバタする。
「今は友達でも、いつかきっと・・・」

(風見沢高校のグランド)

はるかが水道で顔を洗い、校舎を見ると補習授業をやっている。

ぼんやり眺めていると山本先輩が声を掛けてきた。

息抜きで部活に顔を出しにきたと言う山本。
はるかが最近一人でいる。よく一緒にいたつり目のコはどうした?と言う。

はるかはあきらのことを聞かれ、少しムッとしながら小走りで走り去る。
山本先輩は追いかけるも膝のケガが痛み追いつけない。

山本の引退は受験だけじゃなくケガも理由のようだ。

山本先輩に悩みを打ち明けるはるか

はるかはあきらのケガのことを山本に打ち明けた。
あきらはケガのために走るのが嫌になってしまったのかと話す。

山本は違うと言う。橘は走りたいと思ってると。
ただ、才能のあるやつや期待値の高い者は少し違うかもしれないと。

お前みたいな気にかけてくれる奴がいて橘は救われるだろうから
あまり気に病むなと。

山本先輩の言葉に礼を言うはるか。

あきらは補習を終えて帰る準備をしている。
外は雲行きが怪しい。

(ガーデン)

雨が降り出した。
あきらはスタッフルームで休憩しながら補習プリントをやっている。

ニキビを隠すあきら

ニキビが気になりユイがくれた薬を塗っていると近藤が入ってくる。

プリントが夏休みの補習のプリントだと聞いて笑う近藤。
あきらは少し恥ずかしそう。

何の補習かと訪ね、あきらが『羅生門』と答えると
大声で異常な反応を示す近藤。

いまちょうど読み返してたからビックリしたと言いながらあきらのニキビに気付く。

外の雨の様子を見ながら近藤は羅生門の一節を話しだした。

どんな問題がわからないのかと尋ねプリントを見る近藤。
下人のとった行動をどう思いますか?と言う問いに悪問だと言う。

しかしこの問いは評価に影響しないと知ると、登場人物の心理を自由に想像しながら小説を読むのは楽しいと説明する。

下人の中では悪だったものが生きるために善に変わった。

続きが無いのかと言うあきら。
面白い発想だと笑う近藤。

芥川は最後のところを何度か書き直したとウンチクを語る近藤。

「店長だったらどうしますか?」
「店長が下人だったら同じように盗人になりますか?」

あきらの唐突な質問に呆然とするも真剣に答える。

「俺はたぶん盗人にはならない。いや、なれないかな・・・」
俺が下人だったら、雨が止むのを待っている。もしかすると雨が止んでもその場から動けなかもしれないと。

「橘さんだったらどうする?」

そう店長が聞くもあきらは答えに戸惑う。
ごめん、これこそ悪問だと言いながらページを捲ると相合傘の落書きが!

ビックリして教科書を放り出す近藤。

”下人のニキビは若さの象徴。俺はもうニキビすらできないただのおっさん。今さら考えを180度変えるほどの勇気もエネルギーも持っていない”

近藤はふと頭の中でそう思う。

近藤は久保さんの呼ぶ声に反応して部屋を出ていった。

(風見沢高校)

補習プリントを楠先生に渡したあきら。

先生はなかなか面白い答えだなと言う。

あきらは前髪をフッと拭き上げた。

(ガーデン)

ニキビが治ったねとユイが話していると吉澤がカットしてもらった髪型が気に入ってると言ってきた。

髪を切った吉澤を近藤が褒めている。

その左頬にはニキビが。

(元住吉駅のホーム)

あきらはスマホを取り出して、はるかを夏祭りに誘う。

(夏祭りの元住吉駅前)

祭りで賑わっている。

「お待たせ!」

はるかがやってきた。

「行こ!」

浴衣を着たあきらとはるか。
はるかの手をとって歩き出した。

(学校の先生の机)

あきらのプリントが置いてあった。

下人の勇気が今後彼の人生にプラスに働けばいいなぁと思います。
(続きが読みたいとも思いました。)

~ED~ Aimer "Ref:rain"

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原作との違い

今回もアニメ8話と原作との違いについて簡単に触れて置こうと思います。

アニメ8話では原作の21話、27話、29話、55話あたりが中心となった内容になっていました。

【原作からカットされた箇所】※ネタバレ有り

この先9話、10話と進み方がどのようになるかにもよりますが、28話などまるまるカットされてしまった回もありますね。

あきらの父親三笠正志の実家に行く話しです。もしかすると父親はアニメには出ないかもしれません。

また、友達と言われたことにモヤモヤしたあきらがMahoo!相談広場に投稿したり、自己解決してベストアンサーする場面もカットされてました。

店長のメルアドをゲットして水たまりをジャンプするシーンは少し変更されてました。

【アニメオリジナルな部分】

その店長のメルアドをゲットして嬉しさにバタバタするのがアニオリです。ここはいつものようにとてもカワイイ^^

はるかと山本先輩のグラウンドでの絡みのシーンがありました。
あきらのケガに関して山本先輩がウンチクを語るのは55話なんですが、原作では場所は図書室でグラウンドではありませんね。
山本先輩の左膝のケガもアニオリです。

山本先輩とはるかの絡みも原作では55話と比較的遅いのに対して、アニメでは早々と登場してます。
はるかの恋も描かれるようなので、早めの登場になったのでしょう。

また住吉神社の夏祭りポスターを店内に貼りまくる店長もアニオリ。

夏祭りの描写に関しても元住吉駅前やブレーメン商店街の様子など細かい部分を丁寧に描いていて、恋雨の聖地として意識したかのような作りになってます。

あきらの補習プリントの回答。

「下人の勇気が今後彼の人生にプラスに働けばいいなぁと思います。」は原作通り。その後の、
(続きが読みたいとも思いました。)の部分はアニオリ。

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感想

激動の7話を過ぎて、友達だと言われたあきらが羅生門をヒントに『友達』から一歩進むヒントは自分自身の中にあるのではと考え始めました。

あきらが恋愛を通して少しづつ大人になっていく過程なのでしょうか。
そして夏祭りに誘ったのは、はるかでした。

はるかとの少しギクシャクした関係を少しでも解消したいと考えたんでしょう。

これも青春時代では当然考えることであり、そんな経験を思い出した人も多いんじゃないでしょうか。

ユイと吉澤が急接近してきました。こちらはサブストーリーとして今後の展開には注目ですね。

一方で近藤の様子はあまり描かれてませんでした。
友達だと言って何とかその場を繕ったものの、ハグしたことに若干の後悔が残っていたはず。

その後悔の気持ちがどう変わって行くのか。あと4回の放送でどの程度まで変化し、どう決着するのか・・・

店長とあきらの関係も気になりますが、管理人的には
はるかとあきらの関係がとても気になります。

親友だった二人が、その関係をどう立て直して行くのか。
山本先輩がどんな感じで関わってくるのか。

その辺の今後の展開が気になります!

って、でもあと4話しかないけど・・・どんな感じで全てが着地するんだろう?

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あとがき

予想通りと言うか、やはり原作よりも話しの展開が少し早くなってきました。

いろんなエピソードが出てきて、最終回までにどうまとめるのか注目です。

個人的には現国の楠先生の声優さんが誰だったのか、エンドロールで出てこなかったのが気になって・・・

次回はいよいよ九条ちひろも登場しそうなので、また話しにいい感じでスパイスが効きますね!

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アニメ全話 感想・ネタバレ

恋雨の原作や最新話の情報はこちら

最後までお読み頂きまして
ありがとうございました!

アニメ8話の感想などをコメントで教えて頂けると最高に嬉しいです^^

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