あきらと近藤はアパートの部屋で二人きり。
こたつに入り、降りしきる雪によって音が消されたような世界に
ただ二人だけ。
そんな雰囲気にあきらは少し嬉しそう。
そして近藤が没頭していたのが小説だったことを理解する。
ブラックコーヒーが苦手なあきらに近藤はお正月特別バージョンの
マジックで角砂糖を出すと・・・
これから先はネタバレ満載となっていますので
まだ本編を読んでない方は先に本を読んでみてください。
なお、本ブログでは漫画の画像は基本的に掲載していません。
あきらの可愛い絵が見たい方は、是非購入して読んでみてくださいね!
恋は雨上がりのように76話あらすじ・ネタバレ
あきらと近藤が通う高校
近藤が高校生になっている。
そしてあきらと同級生のようだ。
おそらくこれは近藤の空想の世界だろう。
「近藤」とあきらが呼びかける。
小説を読んでいた近藤が振り向くとあきらが席の横に立っていた。
「これ」と差し出したのは陸上であきらが走っている写真だった。
反応が遅い近藤にあきらは少し苛ついていた。
写真を渡すと「それじゃ」と言いあきらは去っていく。
図書室
近藤は図書室で学年新聞を書いている。
外から笛の音が。
喜屋武はるかの吹く笛だった。
あきら陸上部が練習をしている。
それを見守る近藤。
風がカーテンを揺らしている。
ツバメが鳴きながら飛んでいく。
別の日
近藤は眠そうにあくびをしながら登校していた。
すると後ろであきらに声をかけるはるかの声が。
二人は楽しそうに話しながら歩いてくる。
雨降りそうじゃない?と言うあきら。
それが気になる近藤は横目でチラッと二人を見た。
現国の時間、楠先生がテストを返している。
近藤は97点で楠先生に褒められる。
「橘~」とあきらが呼ばれ、近藤と通路ですれ違う。
近藤は道を開けるように少し避ける。
楠先生は赤点だったヤツはレポート提出だと言う。
テストを受け取って、少し厳しい表情のあきら・・・
学食で昼ごはんを食べるあきらとはるか。
楽しそうに笑いながら盛り上がっている。
少し離れてその様子を見ている近藤。
あきらのことが気になっている。
笑顔のあきらにドキッとする。
放課後
雨が降ってきた。
近藤は図書室で学年新聞を書いている。
なかなか筆が進まず、あきらにもらった写真を見る。
するとあきらがやってきた。
「何してんの?」と聞くあきらに学年新聞だと答える近藤。
学年新聞なんてあったのかとのあきらの言葉に
少しショックを受ける近藤。
この間の写真はそれに使う予定だった。
近藤はあきらになぜ図書館に来たか尋ねる。
雨で部活が休みで、現国のレポートを書かなきゃというと
赤点だったの?とビックリする近藤。
あきらの鋭い表情が近藤に突き刺さる。
謝る近藤。
新聞の中に『近藤小劇場』と言うコーナーがあるのを発見するあきら。
ショートストーリーを連載していると説明した。
それについてあきらから何か感想が聞けるかと思いきや
なにも語らずに原稿を返された。
図書館って静かだよね~と言うあきらに
近藤は静かな理由を解説するが
あきらは既に雨が早く止まないかなぁ~と言っている。
噛み合わない二人の会話。
あきらは早く雨が上がって欲しいと願っていたが
僕はそうは思わなかった。
何故なら雨が止んでしまったら・・・彼女は・・・
近藤の部屋
ファンヒーターの加湿用の水が切れた音がして
ハッと我に返る近藤。
同級生の二人はやはり近藤の空想だった。
もし、自分とあきらが同級生だったら
会話もままならない関係だったろうなと想う。
そう考えたら・・・
「店長」
あきらが話しかけてきた。
お手洗い貸してくださいと言うあきら。
トイレの場所を教え、ヤカンのお湯をファンヒーターに入れるため
部屋に入るとコートが畳に置いてあった。
ハンガーにコートを掛ける。
自分のコートと並べて、腕組みしながら思わずその様子に見入る。
ふと下に目をやると、マフラーの紙袋があった。
そこに入っていたあきらからの手紙を手にする近藤。
人生という物はよくわからないものだと感じる。
二人の出会いは遅かったのか?
それとも・・・
恋は雨上がりのように76話の考察・感想
それでは76話の考察と感想です。
今回は以下の3つについてお話ししてみたいと思います。
- 近藤の空想
- 今だからこそ
- 気になる手紙の内容
近藤の空想
若い頃の店長がいきなり登場したので
少しビックリしましたが、読んでいくうちに
これは空想の世界だとわかりました。
一瞬、タイムスリップでもして
別の世界になって違う話しが・・・とか
よくある話しにでもなるのかと思いましたが(^^ゞ
近藤の空想の世界では、二人の接点がほとんど無いことを
上手に表現してありますね。
あきらの事が気になってしょうがない近藤。
しかし、あきらは近藤にはなんにも興味がない。
気になるのは赤点の事、今日の天気。
近藤小劇場の感想も聞きたかったが
学年新聞の存在すら知らず現国で赤点のあきらには無理だった・・・
よくある片思いな感じが上手に表現されてましたね。
管理人も高校生の頃を思い出しました!
今だからこそ
近藤は空想によってあきらと同年代だったら
全く接点が持てなかっただろうと言うことをシミュレーションしました。
そして、そう考えたら今だからこそあきらと出会えて良かったのでは?
と思ったんじゃないでしょうか。
年齢こそ28歳も離れているけど、
お互いにベストなタイミングで一番求めている相手に出会ったのでは・・・
と、そう考えたんじゃないかなぁ。
真相は今のところわかりませんが・・・
気になる手紙の内容
結局またラストであきらの手紙が出て来ましたね。
この内容が気になって仕方ありません。
なんて書いてあったんでしょう。
そして、手紙の内容は明らかになるんでしょうか。
まとめ
近藤はあきらと同級生だとしたら接点が無かったかもしれないと
想像して、今の状況を人生はよくわからなものだと感じます。
- 高校で同級生の近藤はあきらが気になっている
- 陸上を頑張ってるあきらは近藤など何も気にしてない
- 図書館で偶然一緒になるが話しが噛み合わない
- それは近藤の空想だった
- ふと我に返った近藤
- あきらのコートを掛けながら感じる
- 人生とはよくわからないものだと
高校生の近藤が陸上部の練習を見ていると
ツバメが飛んで行きましたね。
ツバメは自分で歩みださないと何も進まないよと言う象徴として
話の中では要所に出てきます。
近藤はあきらの手紙を読んで、帰るあきらを追いかけて
部屋に戻ってきたときに、もう橘さんと会えないような気がすると
考えていました。(74話)
一方で今、あきらと出会ったことには意味があると。
今が一番いいタイミングだったんじゃないかと感じている。
そんな様子も伺えます。
近藤は何を決心しているんでしょう?
話の結末を急いでしまっても仕方ないんですが
最終的にどうなるんでしょうね?
なかなか眉月さんの思考には追いつけません。
ま、そりゃそうなんですけどね(^^ゞ
さて、次号1号はお休みで
次の次、2号3号合併号で77話から再開です。
12月11日になるんでしょうか?
それとも18日?
年内は次の77話で終わりそうですね。
年明け早々にアニメが始まりますが
やはりアニメはオリジナルストーリーで1クール内で完結する感じになるでしょうね。
また今回の号では恋雨映画の情報もあるよ!
って公式twitterなんかでも告知してたので
少し期待してたんですが、あんまり新しい情報は出てきませんでした。
小松菜奈さんと大泉洋さん以外のキャスト情報もありませんし。
撮影は順調に進んでいるようで、また何か新たな情報をキャッチしたら
お伝えしようと思います。
映画の方は完全にオリジナルなストーリーになりそうですね。
原作では無い、店長が高校付近での撮影に出ていたり
能見台駅に大泉洋さんが居たとの情報があったり。
あと陸上競技場での撮影も予定されているようなので
ケガをしたあきらが店長の励ましを受けて陸上復帰する的な
話しになるかもしれません。
いずれにしても、楽しみに待ちたいと思います♪
→ 次回、恋雨77話へ
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