あきらのセーターが手編みであることに驚きと戸惑いを感じる近藤。
そこには一体どんな想いがあるのだろう。
和やかな雰囲気の中過ごしている二人だが、近藤は明らかにあきらに吸い寄せられている。
世間は正月、元旦。大雪で交通機関に支障が出始めているが二人が向かった先は果たして・・・
これから先はネタバレ満載となっていますので
まだ本編を読んでない方は先に本を読んでみてください。
なお、本ブログでは漫画の画像は基本的に掲載していません。
あきらの可愛い絵が見たい方は、是非購入して読んでみてくださいね!
恋は雨上がりのように79話あらすじ・ネタバレ
近藤の部屋
近藤はあきらからのプレゼントのマフラーを手にしながら口を開いた。
「実は俺も勇斗のかけっこ指南のお礼に・・・」
あきらはふと近藤を見るが、近藤はやはり今はその話をやめようと考え話を終わらせた。
しかもプレゼントは車に積んだままだったたので今度改めて渡そうかと考えた。
少し沈黙が続く。
すると近藤が話しはじめた。
暗くならないうちに家に帰ったほうがいいと。
駅まで送って行くと言った。
あきらは少し戸惑い、そして目を伏せる。
近藤は続けて駅の近くの神社に初詣に行こうと提案すると、あきらは予期せぬ提案に少しうれしくなった。
住吉神社
神社に行くとかなりの人手に驚く二人。
賽銭を入れ柏手を打ちお参りする。
寒いので甘酒を飲もうと言う近藤。
あきらはおみくじを引きに行った。
近藤があきらのおみくじを聞くと大吉だったと。
すごいね~縁起物だから持って帰りなよと言う近藤に対して、あきらはあまり嬉しそうじゃない。
しきりにおみくじの内容に目を通している。
近藤はプレゼントを車から持って来ればよかったと思ったが荷物になるからな・・・と考えた。
そして駅に行こうと促した。
近藤の背中を見ながらあきらはため息をつき、うつむく。
その時、近くにいたカップルの会話が聞こえてきた。
どうやら雪の影響で電車が止まっているらしい。
あきらはスマホで確認するとやはり電車は運転見合わせになっている。
「店長!」
状況を話すと近藤も頭を抱える。
自分の迂闊さを嘆いているとあきらはスッと振り返り歩き始める。
そしてまたクルッと振り返り近藤に向かって言った。
「店長の家、戻りましょっ!」
https://twitter.com/mattariyas/status/960530416435212289
その顔をはとっても嬉しそうだった。
るんるん気分で歩き始めるあきら。
人混みに飲まれそうになった時、近藤が手を差し出しあきらの左腕を掴んだ。
目が合う二人。
あきらは少しビックリした様子。
近藤の手の力が少し強かったのか。
一方の近藤も触れてしまったことに驚き、思わず手を離す。
「ごめん、なんかはぐれそうだったから・・・」
その場を取り繕う近藤はそう言いながら傘を指して歩き始める。
雪が少し降り出していた。
あきらも傘をさし、近藤を追い抜いて歩いて行った。
近藤はプレゼントはまた今度渡せばいいと考えた。
しかし次の瞬間には今度渡したいプレゼントに変わっていた。
自分の中で言い訳をしながら結論を引き伸ばしていたのだ。
近藤は考えた。
”このまま部屋に戻ってはいけない。
戻ってしまったら、きっと帰せなくなる”
るんるん気分のあきらは雪を踏みしめながら歩いていたが近藤の様子がおかしいのに気付く。
「店長?どうしたんですか?」
「橘さん・・・」
「橘さんはもう、走らないの?」
予想もしない店長の言葉に呆然とするあきら。
”きっとこのまま、帰れなくなる”
二人は傘を指したまま降り続く雪の中で立ちすくんでいた。
恋は雨上がりのように79話の考察・感想
それでは79話の考察と感想です。
今回は以下の3つについてお話ししてみたいと思います。
- 近藤のお礼のプレゼントとは
- あきらは覚悟を決めて来ている
- 近藤も覚悟を決めていた
近藤のお礼のプレゼントとは
どうやら店長はあきらに何かプレゼントを用意しているようですね。
何だろう?
ペディキュアも知らなかったおじさんの代表格のような存在の近藤が、17歳の女子高生に選んだプレゼント・・・
何だか気になりませんか^^;
後述しますが、近藤は何やら決心をしているようなので、あきらへのプレゼントは何か別れを予感させるものではないかと勝手に想像しました。
ズバリ管理人の予想は、陸上のスパイクではないかと。
ま、単なる予想ですが。
でも事態は少し深刻な方向に向かってるような感じがしますね。
あきらは覚悟を決めて来ている
近藤が暗くならないうちに帰らないと、と言って駅まで送っていくよと告げたあとのあきらの表情。
とても悲しげな、残念そうな無念そうなそんな表情に見えました。
もしかしたらあきらは覚悟を決めて近藤の部屋を訪れたのかな・・・
とも思わせるような表情に感じました。
電車が止まってると知って近藤の部屋に戻りましょうってなった時、子供のような表情で嬉しそうにしてましたね!
覚悟・・・
そのくらいの気持がないと、正月元旦に動き出さないかもしれません。
しかも前日の大晦日には加瀬にグーパンチを食らわすなど、心の激しい動きがあったわけで気持ちは普段よりも高まってきてるはず。
正月、大雪といった非日常も後押ししたかもしれませんね。
近藤に全てを捧げてもいい、そのくらいの覚悟を持って部屋に訪れたのではないでしょうか。
帰るとなったときの、あの悲しげな表情から何となくそんな想像をしてしまいます。
一方で途中で神社に寄って初詣に行こうと言われたときは、いつものように紅潮して嬉しそうな表情に変わります。
かわいいですね~♪
電車が止まってて帰れなくなり、近藤のアパートに向かうときのあきらは本当に嬉しそうにして歩いてますよね。
やっぱり覚悟して来てるなと思わずにはいれませんでした。
近藤も覚悟を決めていた
近藤も覚悟を決めていたんですね。
前話では近藤はあきらに好きだと言う気持ちを伝えるのではないかと思ったんですが、どうも違ってたようです。
近藤はあきらに別れを告げようと覚悟を決めていたようです。
別れを告げるためにプレゼントなんかを用意してたんですね、おそらく。
って言うか、
近藤はあきらのことを本気で好きになってしまったようです。
こんな近藤の様子を見ることになるとは思いませんでした。
ただ、その気持ちは伝えずに今の関係を断ち切ろうと覚悟を決めたんでしょう。
そして、もう走らないの?と言うセリフは、近藤にしてみたら「別れよう」に等しい意味だったのかもしれません。
あきらも同じような感じで受け止めたかもしれませんね。
まさかそんなセリフを店長から聞くとは思ってもいなかったでしょう。
しかし、その気持が揺らぎそうになってるのも事実。
あきらの魅力には、やはり勝てないのか・・・
まとめ
元旦は大雪で電車が動かなくなり、あきらは家に帰る術をなくしてしまいます。
一方で近藤はあきらのことが本当に好きになってしまっており、もう帰せなくなりそうだと思い詰めていました。
近藤のあきらに対する想いがこれほどまでに強くなっているとは予想してませんでした。
本気ですね。
本気と書いて”マジ”と読む。そんな感じです!
ただ、近藤は好きだと言う気持ちを伝えずに別れようと考えているようです。
あきらを陸上復帰に向けて進ませようと。
でも何で近藤はあきらの気持ちを受け入れようとしないんでしょうか?
だってバツイチとは言え独身なんだし、25歳も年の差があるとは言え相手のあきらは近藤のことが好きなんだし。
世間の目は冷たいだろうし、厳しい目で見られるのは仕方が無いことかもしれません。
でも近藤もこれほどまでにあきらのことを好きなら、何故その方向で進めないのか。
ん~ やっぱり前妻のみどりとの離婚原因が気になりますね。
近藤には何か負い目のような物があるのかもしれません。
好きな人を幸せにすることが出来ない、何か問題点と言うか決定的な欠点があるのか!?
えっと・・・
だいぶ待ちました、新しい話しが進むの。
この79話だったもう1ヶ月半くらい待ちましたかね。
で、いきなりこの展開。
どうやら話しが大きく動きそうですね。
別れを覚悟した近藤の発言に対して、あきらがどう反応するのか!
って、ココで終わるか、今回!
不完全燃焼だし(^^ゞ
アニメが始まってあきらの可愛さ炸裂してうつつを抜かしてたら、原作のほうは大きく動き出しそうですね。
話しは動きそうですが、相変わらず元旦のままなのは変わらず^^;
アニメスタートして眉月さんもいろんな仕事が増えて多分かなり忙しいでしょうね。
風邪が良くならず体調がさえないみたいだったけど、大丈夫でしょうか。
金縛りに合うほど具合が悪かったなんて心配だよね~
大事にして欲しいです!
さて、次回は12号で80話ということになりますね!
また悶々とする2週間の始まりです(^^ゞ
→ 次回、恋雨80話へ
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