各話のネタバレ・考察

恋は雨上がりのように46話ネタバレ感想 もう走らなくてもいいんだよ

更新日:

倉田みずきが登場してから、何やらあきらの陸上への想いが
再燃するのでは?と思わせる展開が見えてきましたね。

そして倉田みずきの秘密も前回の45話で明らかになりました!
ちょっとこれはビックリだったかも。
でも、素直で真っ直ぐな性格なんでしょうね。
あきらへの想いのぶつけ方も少々不器用な感じでした。

今回はあの人の助言によってあきらの心が
また大きく揺れ動くことに・・・

さて、これから先はネタバレ満載となっていますので
まだ本編を読んでない方は先に本を読んでみてください。

← 前回の話しを見てみる(恋雨45話)

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恋は雨上がりのように46話あらすじ・ネタバレ

外は台風の影響か大雨が降っている。
はるかは体育祭実行委員会の打ち合わせに参加していた。

そこにあきらがやって来て、あきらのクラスの
出場者リストを持ってきた。

はるかがリストを受け取ると
あきらが質問してきた。

何となく雰囲気を察したはるかは
ジャズ部が帰ったとか、編み物の事か?などと
話をはぐらかそうとする。

しかし、あきらはズバッと斬り込んでくる。

「倉田みずきのことなんだけど」

はるかの表情が一瞬曇る。

あきらはみずきと最近知り合ったのだが
どんな子なのかとはるかに尋ねた。

正直に答えていいのか少し悩んだはるかだったが
知っている事を話すことに。

倉田みずきは南高1年で
中3の時に京都から転校してきた。

新人戦200mの記録保持者で
先日行われた記録会でも自己新を更新していたと。

あきらはその話を聞いて
みずきのタイムが気になり
はるかに問いかける。

あきら

タイムは?

はるか

あきらの記録はまだ抜いてない。

はるかは少し困ったような表情で答えた。
あきらははるかに礼を言うと帰っていった。

手渡された出場者リストのリレーのアンカーが
あきらでない事を確認すると
それを残念そうに見つめる・・・

まだ雨は振り続いていた。
あきらはガーデンで忙しそうにバイトをこなしている。

テーブルを片付けていると
ふとみずきに言われたことを思い出す。

みずきの訴える目が頭から離れない。

テーブルを拭く手に力が入る。
そしてまた、みずきに言われたことを思い出す。

店内を駆けまわっていた子供が
あきらにぶつかって、我に返る。

するとテーブルに携帯の忘れ物があることに気付く。

すぐに近藤店長に携帯の忘れ物を報告すると
二人は店から出て客に忘れ物を届けようとしたが
外は雨がひどく、声を掛けても届かない。

あきらは携帯を見つめていた。
すると近藤が言う。

近藤

もう、走らなくてもいいんだよ。

あきらはドキッとする。
近藤は以前あきらが忘れ物の携帯を走って客に
届けたことを引き合いに出して、そう言ったのだ。

しかし、あきらには別の意味で聞こえたのか
少し困惑したような受け答えしかできないでいた。

近藤もあきらの様子が少し変だと感じる。

あきらは降りしきる雨の中
またみずきの言葉を思い出していた。

「どうして走れへんのですか」

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恋は雨上がりのように46話の考察・感想

それでは46話の考察と感想です。
今回は以下の2つについてお話ししてみたいと思います。

  • はるかとの会話
  • あきらの陸上への想い

はるかとの会話

43話ではるかと学校の帰りがけに会って以来
しばらくぶりにはるかとの会話でした。

あきらがクラスで何の役割なのかはわからないのですが
体育祭の出場者リストを持って行ったのは
はるかに会うためだったんでしょう。

あきらは倉田みずきの情報を全く知りません。
なのではるかにみずきの事を聞くために
わざわざ出向いたんでしょう。

はるかはあきらの口から
倉田みずきの名前を聞いた瞬間に
表情が固くなりましたね。

みずきの怪我のことなど知ってたんでしょう。
だから彼女の事を話すかどうか
少し躊躇したんだと思います。

そしてタイムを聞かれたとき
咄嗟に出た言い方で

「あきらの記録はまだ抜いてない」
まだ』と付け加えて言いました。

あきらとみずきの間に何があったのか
具体的にわからなくても
怪我の事がお互いの共通点だということから
察したんでしょう。

意味深ですよね。
この『まだ』はあきらに対しての励まし?の言葉だったのでしょうか。

それとも心配しなくていいよ、と言う気持ちだったのでしょう。

多分後者だと思うのですが・・

あきらの陸上への想い

あきらは陸上へ未練があるんでしょうか・・・
マフラーなんか編み始めたりして
もう近藤店長まっしぐらで行くのかと思いきや。

みずきの登場で陸上への想いが再燃して
みずきの怪我のことで、迷いが一気に加速し始め
動揺しているように感じます。

そんな時、近藤が放った一言。

『もう、走らなくてもいいんだよ。』

思い過ごしではあるにせよ
近藤のこの言葉は陸上なんかもう忘れて
俺のところに来ればいいんだ、的な内容として
受け止めることができるでしょう。

タイミング的にも。
だから、その言葉を聞いたあきらは
さらに混沌としてしまったんでしょうね。

ユイと一緒に好きな人へのクリスマスプレゼントの
マフラーを編みながら、ラブラブな雰囲気に
突入して行くのかと思いきや、一変しそうな雲行きになってきました。

まとめ

この46話は親友である喜屋武はるかと話せて
倉田みずきの情報をあきらが知ることになりました。

  • 倉田みずきはあきらのタイムを超えてない
  • 近藤の何気ない一言も突き刺さる
  • あきらは明らかに動揺している

でも、結局解決には繋がらず
あきら自身はみずきの声に悩まされ続けます。

どうして走らないのか・・・

あきらはどんな答えを出すのか
また目が離せません!

さて、次回は8月29日発売の40号です!
お楽しみに!

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