ムキ彦2:50効果なのか、はたまた加瀬のアドバイスのお陰か。
あきらは近藤へのアプローチを積極的に行って
友達から一歩前進しようとしています。
一方で近藤のほうも、次第にあきらと会うことに躊躇いがなくなってきており
こちらも少し前進してると言えるかも。
ただ、せっかくあきらが誘った古本市だったのに
夢中になり過ぎた近藤は・・・
さて、これから先はネタバレ満載となっていますので
まだ本編を読んでない方は先に本を読んでみてください。
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恋は雨上がりのように38話あらすじ・ネタバレ
あきらと近藤は赤レンガ倉庫で開催されている古本市に来ている。
あきらが友達として近藤を誘ったのだ。
多くの古本屋が出店しているなか、近藤は昔なじみの
おっちゃんの店を発見した。
- 近藤は学生の時によく通ってた古本屋のおやじさんだとあきらに説明する
- おやじさんはあきらを近藤の娘と勘違いする
近藤:「娘じゃないよ・・・」
あきら:「友達です!」
- 友達?フーーーン、と何だか困惑したような表情をするおやじさん
- 良い本を持ってきたんでしょ!と話しを変える近藤
- あきらは古本の横にあるハガキを手に取った
- 昔の人が実際に出した古葉書だとおやじさんが説明する
- 古道具屋の友人に頼まれて出品しているようだ
- 中の1枚を手に取りいい味出してるな~と関心する近藤
「ロマンがあるだろ。時を超えた”人の想い”ってのは」
- 手紙をじっと読み何かを感じるあきら
- おやじさんが近藤の好きそうな本があるよと促す
- しばらくしてトイレに行きたくなったあきら
- 近藤に声をかける
「店長、あたしちょっとお手洗いに・・・」
- 近藤はあきらの声に反応しない
- 本の中に入ってしまっている
「だめだめ」
「ああなっちゃうと、まわりの音も声も耳に入らなくなっちまう」
- おやじさんがそう説明してくれる
- 伝えておくから行ってきなとあきらに言う
- トイレから出てくると、あきらのスマホにメッセの着信が
- タイムラインにははるかの投稿が
- このあと3年生の追い出しコンパと言う投稿をみて
- あきらは少し考え、いいねをタップし戻っていく
- しかし、近藤と完全にはぐれてしまう
近藤:「ごめんっ!つい夢中になってしまって!!」
- 自分が本に気をとられたことを詫びる近藤
- 右手には紙袋がぶら下がっている
- 何かいい本は見つかったかとあきらが尋ねる
- 近藤は嬉しそうに良い物があったと自慢し始める
- と、突然我に返る近藤 あきらの視線を感じる
近藤:「やっぱちょっと・・・問題だよなァ・・・」
「本のこととなると周りのことお構いなしに突っ走っちゃうフシがあって・・・」
「本当、悪いクセなんだけど・・・」
「ダメだよなァ・・・」
あきら:「別にいいと思います。」
「そういうものって、誰でもあると思うから」
- 見つめ合う二人
- 浜風が駆け抜けていく
- おやじさんの店にもどり本を値切る近藤
- おやじさんはまけないとの一点張り
- 仕方ないから古葉書を1枚おまけにつけてやると言う
- 近藤はしばし考えるも本を買うことに
- 近藤は今日のお詫びにあきらにハガキを選ばせることに
- しばらくしてあきらがハガキを選ぶ
『お手紙拝見。
忘れることのできないものは、
無理に忘れることはないと思います。
季節が巡ったら、またお会い致しませう。』
- ハガキを手に「いい手紙だね」と近藤が言う
- はるかが携帯を見ている
- はるかの投稿にあきらがイイね♪しているのを見て複雑な表情をする
- 「喜屋武、行くぞー!」先輩から声を掛けられるはるか
- 女子陸上部の部室の鍵をかけて皆のとこに向かっていく
脇目も振らず夢中になれたもの。今は・・・・・
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恋は雨上がりのように38話の考察・感想
それでは38話の考察と感想です。
今回は以下の3つについてお話ししてみたいと思います。
- おやじさんの表情
- 近藤の悪いところ
- あきらが選んだハガキの背景にある花
おやじさんの表情
あきらが『友達です!』と言ったあとの
おやじさんの表情が、ちょっと気になります。
何か嫌な感じと言うか、そんなこと言ってるのかぁ・・・
と、困惑したような感じにもとれるし。
学生時代の近藤の事を知っているおやじさんには
あきらが友達だと言っていることに違和感を感じたのか
または、以前にも同じような事があったのか。
何か匂いますね(^^ゞ
おやじさんが再度登場するかは別として
何かを知っているなと思わせるおやじさんの表情に隠されたもの。
それが、近藤の根本にあることのような気がしますが
果たして・・・
近藤の悪いところ
あきらはいいと思いますと言ってましたね。
何かに夢中になると、周りが見えなくなってしまうことを。
そういうのは誰でもあるから、と。
そう、あきらにもあったんですよね。
陸上。喜屋武はるか。
夢中になるものがあることの大切さを知っているあきら。
だから、近藤の行動には理解を示せるんだと思います。
私も野球部でずっと野球をやってましたので
何かに夢中になってのめり込んでしまうのは理解できます。
でも、多分近藤の場合はその度合いが半端ないんじゃないかと。
今のところはソフトに描かれているんですが
実は、もう夢中になってしまうとホント視野が狭くなって
本にのめり込んでしまい過ぎるんじゃないかと。
で、そんな所が仇となって離婚してしまう要因になってるんじゃ
ないかな~って感じがします。
あきらが選んだハガキの背景にある花
あきらが選んだハガキに書いてある文書。
意味深ですね・・・
またお会いしましょうってのは、どういうことなのか・・・
ま、それは別の時に考えるとして
気になったのが片側1ページを使ってハガキのアップで
その背景に飛んで?いる花。
あの花はいったい、何だろう?
つい気になってしまったんですよね。
32話の最初のページであきらが匂いをかいでいる花は
クロッカスじゃないかと予想しました。
じゃあ、これもクロッカスなんじゃないの?
って、思ったんですけど、ちょっと花の形が違うのと
花びらの数が違いそうなんですよね。
クロッカスの花びらは6枚。
このページで飛んでる花の花びらは4枚。
ん~何だろう、気になる。
もしわかったら教えてくださいね^^
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