恋は雨上がりのように54話ネタバレ感想 文学ってのは毒なんだ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

スポンサーリンク


喜屋武はるか倉田みずきの直接対決で
あきらの陸上復帰に向けての伏線が
着々と積み上げられる感が満々のこの頃。

管理人としては近藤店長とあきらの
恋の行方が少しでもいいから進んで欲しいと
心に願いながらの54話(2号・3号合併号)の購入!

そしていきなり登場するのは
あの男だった・・・

さて、これから先はネタバレ満載となっていますので
まだ本編を読んでない方は先に本を読んでみてください。

前回の話しを見てみる(恋雨53話)
恋雨無料立ち読み【3/23まで】

恋は雨上がりのように54話あらすじ・ネタバレ

九条ちひろの自宅はマンションの1208号室。
12階のその部屋で編集者がちひろの部屋を
訪れている。

どうやらちひろの小説『波の窓辺』が
映画化されることになったようだ。

お祝いの言葉を掛ける編集者に
ちひろは約束の原稿を渡す。

編集者はちひろのコラムが好評なので
長編も是非自分の所でお願いしますと
営業活動。

するとちひろが原稿用紙で書いているのに気付く。

ちひろは旧友(近藤)が原稿用紙で書いてるのをみて
マネただけさと言う。

今どき珍しいですねと言う編集者に対して
そう言うヤツなんだよと伝える。

編集者が帰っていき、ペンを取り
原稿用紙に執筆しだすちひろ。

しかし、すぐに手を止め
タバコをふかす。

デスクの目の前を猫(三毛)が横切って行く。
その時、猫の足元にあったケータイが鳴る。

電話の相手は近藤だ。

近藤は映画化のニュースを知り
お祝いの電話を掛けてきたのだ。

お前はすごいよ~って、ちひろを褒める近藤。
お前の作品が沢山の人を救ってると。

しかし、ちひろにはその言葉は響いていない。

ちひろ

こんなのちっとも面白くねーよっっ。
駄作だ駄作ッ!
お前だって本心じゃそう思ってんだろ!!

だいたい文学ってのは
人を救うためのモンじゃねーんだよ!

文学ってのは毒なんだ・・・
こんな大衆に媚びたクソみてぇなモンじゃなく・・・

見てろよ近藤。
オレだってまだまだ書けるんだからな。

「ブッ」
「ツー ツー ツー ツー」

一方的に電話を切られ
呆然とする近藤。

お祝いの電話をしただけだったのに・・・
とため息混じり。

すると事務所にあきらが入ってきた。
あきらはどうやら休憩の時間のようだ。

 

近藤

橘さん。
こないだはありがとうね!
すっごい助かったよ。

あきら

いえ、勇斗くん喜んでくれてて
良かったです。

近藤

それでその・・・
改めて橘さんにお礼をしたいんだけど・・・

ふと近藤のほうに目をやるあきら。
場面が一気に海になる。

勇斗と三人で海の公園に来たのだ。

海の公園柴口駅の看板

 

近藤

本当にこんなでいいの?

あきら

ハイ!
海、来たかったんです!
夏に来れなかったし・・・

遠くで勇斗があきらを呼ぶ。
あきらは勇斗と一緒に
砂浜ではしゃいでいる。

海の公園の実際の様子

 

寒そうな近藤はジャンパーのポケットに
両手をつっこみ、その様子を見ながら
ちひろの言葉を思い出していた。

「オレだって まだまだ書けるんだからな」

十分書いてるじゃね~かと思いながら
タバコをふかす近藤。

学生の頃を思い出し
よくちひろと文学について
熱い思いを語り合っていた事を思い出す。

”なつかしいなぁ、そう言う感覚。
あいつ変わんねぇな・・・
俺は、俺はどうだろう・・・”

はしゃいでいる二人を見ながら
近藤は思いを巡らせていた。

あきらと勇斗は波打ち際で遊んでいる。
砂浜をランニングしている人を見かけ
思わず気を取られるあきら・・・

次の瞬間、勇斗が「いーもんめっけ!」と
何かを発見する。

近藤がしゃがみこんで寒さをこらえていると
勇斗が何かを持って駆け寄ってきた。

貝殻や流木だった。
近藤はあきらにも声をかけた。

近藤

橘さんも何か拾ったの?

そう言われあきらが出したのは
シーグラスだった。

勇斗が「それ石?」って聞いたので
近藤がガラスだと教えてあげた。

ガラスなのに何で丸っこて
くもってるの?と勇斗が尋ねる。

近藤

波にもまれて角が取れたんだよ。
元はとがってピカピカだったガラスさ。

真面目に解説してしまい
静かに聞く勇斗とあきらに気をつかったのか
近藤は続けて神妙な顔をしながらおどけてみせる。

近藤

つまらんガラスだ・・・

あきら

えっ。

近藤

ああ、いやぁっ!
なんでもないない!ハイッ!
ハハハ

あきらと勇斗は
顔を見合わせながら
嬉しそうに笑った。

勇斗はもっと拾ってくるといい出す。
近藤はあまりに寒いので
暖かい缶コーヒーを買ってくると言う。

自販機でコーヒーを買い
飲んで一息つく。

”俺は年をとった。
日々肉体は朽ちて、心は鈍く淀んでいく・・・”

自分の手をじっと見る。

浜辺に降りて行くと
勇斗とあきらが「おーい」と声をかけてくる。

”だからこそ、彼等を美しく思うのか”

場面はガーデンの事務所に。
デスクでパソコンを打っている近藤。

キーボードを打つ度に机の上で
あきらが拾ったシーグラスが
カタカタと音をたてる。

近藤はシーグラスを手に取り
じっと見つめながら背もたれにもたれかかる・・・

波に揉まれ、角が取れて
くもった男が一人・・・

スポンサーリンク


恋は雨上がりのように54話の考察・感想

それでは54話の考察と感想です。
今回は以下の3つについてお話ししてみたいと思います。

  • 九条ちひろは眉月じゅんさん?
  • あきらの思い確定
  • 近藤が小説でブレイクする伏線

九条ちひろは眉月じゅんさん?

九条ちひろの来てるシャツ、スゴいね・・・
ドラゴンって・・・

神龍かよ。
あ、横浜だからか・・・とか。

まあそれはそれで。

なんか今回読んでて感じたのは
眉月じゅんさんは九条ちひろのキャラクターを通して
自身が言いたい事を伝えてるんじゃないかってこと。

ちひろの言った
「大体文学ってのは人を救うためのモンじゃねーんだよ」
「文学ってのは毒なんだ・・・」
「こんな大衆に媚びたクソみてぇなモンじゃなく・・・」

って、このセリフの『文学』の部分を
マンガ』に変えてみると・・・

「大体マンガってのは人を救うためのモンじゃねーんだよ」
「マンガってのは毒なんだ・・・」
「こんな大衆に媚びたクソみてぇなモンじゃなく・・・」

何となく個人的には共感できるかなと。
なんか眉月さんが本当に伝えたい流れって
今の恋雨の流れでいいんだろうか?

と、少しづつ感じていたので
この九条ちひろの言葉が響いてしまったんだよねぇ。

もっとあきらと近藤のドロドロ?とした恋愛を
表現していきたいんだけど、

あんまりやり過ぎると現実離れするし、
話しが終わっちゃうし。

実際、近藤とあきらが結ばれちゃえば
話しは終わりだしね。

近藤があきらとやっちゃったら
生々しいし、軽く犯罪だし。

でも、マンガなんだしスピリッツなんだし
もっとこう、過激に熱くても・・・

ま、これは僕の思うところでありまして
作者さんがどう考えているのかわかりませんし。

もっと言えば大人の事情があるので
なかなか好きなようには描けないのかな・・・

大人の事情の存在を感じると
ちょっとつまんなくなっちゃうんだよなぁ。

波の窓辺の映画化!
これは、もしかして恋は雨上がりのようにの映画化の伏線?

ん~
どうでしょう(^^ゞ

あきらの思い確定

勇斗の誕生日をやってくれたお礼に
あきらが望んだのは
海へのデートでしたね。

勇斗もついて来たけど
普通にそれデートじゃん、と思いますが。

二人の恋の話しを進めてもいいシチュエーションでも
結局あきらはジョギングしている人を見かけて
陸上のことを思い出します。

もうあきらの決意は硬そうですね。

あとは、どういうタイミングになるか。
クリスマスで近藤へのプレゼントのマフラーとか
年が明けて1月になると近藤の誕生日もあるし。

イベントが沢山ある中で
陸上復帰がどう切り出されるのか
注目ですね。

近藤が小説でブレイクする伏線

ちひろの心に火が付きました。
近藤の存在が、かなり大きかったようです。

おっさんになっても、こういう熱い関係はいいですね。
自分自身にも置き換えて感情移入がしやすいです!

で、ちひろは更に何か大きな仕事を
やってのけることになるんでしょうね。
この流れだと。

で、加えて近藤の小説も
何かのきっかけで日の目をみて
ブレイクすることになる・・・

その伏線が固まってきたんじゃないですか!?

あきらが陸上に復帰したら
17歳の小娘に振り回された可哀想なおっさんが
更に抜け殻のようになって取り残されてしまいますね。

それはそれでよくって
夢も希望もなくなったおっさんが堕ちてゆく・・・
話しとしてはありだけど、スピリッツの読者層には
それでは不評でしょうね。

あきらが陸上復帰なら
近藤は小説家デビュー!

バツイチ、ファミレス店長、冴えないおっさんが
一気に文壇で注目を浴びる存在に!

その流れ、伏線はこれまでにも少し見られましたけど
こっちも確定かなぁ。

スポンサーリンク


まとめ

今後の恋は雨上がりのようにの結末を左右する
重要な話しだったように感じました。

  • 九条ちひろが再び熱い思いをよぎらす
  • あきらは陸上復帰へカウントダウン
  • 近藤はうちに秘めた思いを・・・

なかなか進まなかった話しが
次回から動き出しそうな
そんな感じがしますね。

最近、ユイが出て来なかったし
編んでるマフラーの話しも全然出て来なかったから
久々にあきらと近藤の恋バナ炸裂かな~

1巻2巻を読んでいたころの
あの胸がキュンキュンする感じを
思い出したい・・・

そう願うおっさんでした!

次号4・5合併号はお休みで
6号から再開!

4・5合併号が12月26日発売だそうなので
6号は年明け2017年かな・・・

あれ、月曜だと
1月2日も1月9日も休日だよ!
ってことは6号は1月16日発売!?

あぁ年内はこれで最後だったのか・・・
トホホですなぁ。

まあ、そう言う訳なので
どうぞ良いお年を!

って早すぎか(^^ゞ

→ 次回、恋雨55話

恋雨53話へ戻る

各話へはこちらかも行けます。

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す