口は災いのもと、とでも言いましょうか。
ひょんなことから、つい発してしまったデートと言う言葉。
恋する乙女は敏感で、何もかも自分に都合よく捉えてしまい
珍しく積極的な一面が前面に出るあきら。
盲目になっているあきらの気分はルンルン。
もう近藤のことしか見えていないようだが・・・
さて、これから先はネタバレ満載となっていますので
まだ本編を読んでない方は先に本を読んでみてください。
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恋は雨上がりのように11話あらすじ・ネタバレ
『今、デートしてごらんよっていいましたよね!?』
『言いましたよね!』
ふと口にしてしまった言葉に敏感に反応され
必死に食らいついてくるあきらに圧倒される近藤。
どうやらあきらの迫力に押し切られて
デートの約束をしてしまったようです。
- ひとり部屋で7月のスケジュール帳を見るあきら
- 7月27日には店長とデートと書かれている
- 予定を確認すると嬉しさのあまり帳面で顔を隠す
- はっと思い立って鏡をみた
- 少し前髪が気になってしまう
- ちょっと重たいかな・・・なら自分で・・・
- あきらはハサミを取り出して前髪を切り始める
- 翌日、バイト先でユイがいつものように元気に声をかけてくる
- あきらは前髪を右側に流し、ピン留めでとめている
- いつもと違う様子にユイがイメチェンしたのかと尋ねる
- 自分で切ったら失敗したと告白する
- 店長は休みだったので少し安心する
- その話しを聞いたユイは不敵な笑い声をあげる
- そんなことならユイに任せろと言う
- 二人は事務所に行った
- そこでユイは美容師になるのが夢なんだと話す
- ユイ様にかかればちょちょいのちょいだと言う
- 毛先がガタガタになったから直して欲しいとあきらが告げる
- ユイがカットを始めると・・・
- 前髪は揃えて切られぱっつんになってしまった
- 愕然とするあきら
- なんとか取り繕うとするユイ
- 小物の大きなリボンをつけるとレトロ感が出ると
- あきらは「何だかバカみたい」と言う
- 前髪を全てアップにして店に出るあきら
- どよ~んとしている
- ユイもまたどよ~んとなっている
- 加瀬がその様子を不思議そうに観察している
- 前髪って1日でどのくらい伸びるだろう?
- そんな事を考えながら帰り支度をしていると
- ユイがこの後時間ないかと言ってくる
- そして『nyna』と言う美容室に連れて行かれる
- そこにはユイの姉のマイが待っていた
- マイはnynaで美容師として働いている
- ユイは前髪をなんとか直して欲しいとマイに頼む
- ごめんね、こいつ常習犯なんだ
- マイはあきらに謝罪した
- どうやら5人目の被害者だったようだ
- 他のスタッフがマイを呼びに来た
- ユイが美容師を目指しているのはマイの影響かと尋ねた
- 実は自分の方が先になりたかったんだとユイが答える
- 夢中になれるものがあっていいな、とあきらが言う
- あきらちゃんも・・・とユイが言いかけると
- マイが戻ってきた
- あきらは元に戻せるか尋ねた
- 任せなさい!と自身満々のマイ
- 姉妹で対応が似ていることに若干の不安を感じるあきら
- まったく同じとは行かないけど大丈夫だよとマイが言う
- 翌日の教室、現国の楠先生が小テストをやると言い出す
- 反対の声を上げる生徒たち
- 来年は受験生だし成績の悪かった者は夏休みに補習をすると言う
- そんなことは全く耳に入らないあきら
- 友達にあなたも抗議しろと言われるが上の空
- あきらは教科書に店長との相合傘の落書きをしていた
『夏休みより先にデートが待っている』
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恋は雨上がりのように11話の考察・感想
それでは11話の考察と感想です。
今回は以下の2つについてお話ししてみたいと思います。
- 加速するあきらの恋
- もう何も耳に入らないあきら
加速するあきらの恋
近藤とデートの約束をしたことで
あきらの恋心は一気に加速していきますね。
予定が書かれた手帳を何度も見ては抱きしめてしまうあきらが
かわいくってたまらない訳ですが・・・
これぞまさしく『恋は盲目』と言うことになるのでは。
そう思えるくらい一途なあきらの気持ちが
クローズアップされていると感じます。
そしてあきらは前髪が気になってしまいます。
これも女子の特徴的な行動と言えるでしょう。
髪は女の命。
しかも前髪は相手に見られ、すぐに気が付かれる場所。
それだけに、もっと細心の注意を払うべきだったんでしょうね。
結果オーライでしたが少しピンチを招きました。
もう何も耳に入らないあきら
盲目な恋によって、あきらの耳には
他の全ての声が届かなくなってきているようです。
もちろん授業なんて全く興味が湧きません。
現国の小テストで赤点だと夏休み補習になる。
高校生にとって夏休みの補習ほど屈辱的な出来事はないでしょう。
しかし、あきらの耳には届きません。
そんなことはどうだっていいんです。
今大事なことは27日のデートの当日、どんな話しをしようか。
どんな服を着て行ったらいいか。
その日のことを考えている時間が幸せなんですよね。
教科書に相合い傘を落書きしてしまうのは
重症と言っていいでしょう。
あきらの嬉しい気持ちが、読んでいるこっちにも伝わってきて
管理人もHappyな気分で居られます^^
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